甲状腺ってなに?甲状腺について甲状腺ってなに?甲状腺について

甲状腺の病気

甲状腺が病気になると、分泌されるホルモンの量が増えたり減ったりします

  • ・甲状腺ホルモンの分泌のバランスが崩れると、さまざまな症状があらわれてきます。
  • ・甲状腺ホルモンの量が多すぎると・・・
    • 汗をたくさんかいたり、食欲旺盛なのに体重が減ったりします。
    • 活発になっているのに疲れやすく、動悸が一日中続いたりします。
  • ・甲状腺ホルモンの量が少なくなると・・・
    • 寒気がしたり、皮膚が乾燥したり、食欲がないにもかかわらず体重が増えてしまいます。
    • からだがだるく、無気力となり、いつも眠気を感じるようになります。
  • ・甲状腺の主な病気には、下記のようなものがあります。

主な甲状腺の病気

甲状腺の病気 主な症状 特徴
甲状腺機能
亢進症

甲状腺の腫れ
多汗(たかん)、動悸(どうき)
食欲増進、体重減少
眼球突出(がんきゅうとっしゅつ)

  • 甲状腺の働きが活発になり、甲状腺ホルモンが過剰になることでさまざまな症状が出現します。
  • 発症のピークは30代とされています。
  • 男性よりも女性に多い病気です。
甲状腺機能
低下症

甲状腺の腫れ
皮膚乾燥、無気力
食欲不振、体重増加
徐脈(じょみゃく)

  • 甲状腺の働きが低下して、甲状腺ホルモンが不足することでさまざまな症状が出現します。
  • 甲状腺に発症するもっとも多い病気です。
  • 発症は若年から40代以降と幅広い年齢層でみられます。
  • 男性よりも女性に圧倒的に多い病気です。
甲状腺がん

甲状腺の腫れ
(自覚症状はほとんどない場合が多い)

  • 甲状腺の細胞ががん化したものです。
  • 病状の進行が遅いがんが、ほとんどを占めています。
  • 甲状腺がんには、乳頭がん、濾胞(ろほう)がん、髄様(ずいよう)がん、未分化がん、悪性リンパ腫などがあります。

用語解説

視床下部
体温調節、睡眠、生殖、代謝の働きを調節する中心となる器官
脳下垂体
からだの働きに関係する多くのホルモンの分泌を刺激する下垂体ホルモンを分泌する器官
バセドウ病
からだの免疫に異常が起こり、TSHに似た抗体(こうたい:からだに入ってきた異物からからだを守る物質)をつくってしまうことで、甲状腺の働きが高まりすぎる病気
橋本病
からだの免疫に異常が起こり、自分の免疫システムが甲状腺を攻撃して、甲状腺の働きが低下する病気